八王子神社
「世界一の美濃焼こま犬」、「世界一の茶つぼ 豊穣の壺」と見終わり、いよいよ八王子神社へ向います。
創祀(「そうし」神様を祀り始めた年)は不明ですが、元禄一四年(西暦1701年)に再建されたとの棟札が残っているようです。
主祭神は建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)の八柱の御子神です。
主祭神
- 天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)
- 天穂日命(あめのほひのみこと)
- 天津彦根命(あまつひこねのみこと)
- 活津彦根命(いくつひこねのみこと)
- 熊野f樟日命(くまのくすひのみこと)
- 田心姫命(たごころひめのみこと)
- 湍津姫命(みずつひめのみこと)
- 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
鳥居
石造りの明神鳥居。
しめ縄は低く張られています。
美濃焼の狛犬
愛嬌のあるお顔の美濃焼の狛犬。
「世界一の美濃焼こま犬」に似ています。
参道階段
階段両脇に並ぶ石灯籠が味わい深くていいですね。
階段の段差はきつくなく、手すりもあるので安心です。
神楽殿
参道の階段を上ると、目の前に神楽殿があります。
扁額の下に福禄寿さんと布袋さんがこっそり隠れていました。
手水舎
神楽殿から左奥に進んだ先に手水舎があります。
手水舎の上に覆いかぶさっている葉はモミジ。
秋には紅葉して、美しい風景を楽しむことができそうです。
狛犬
手水舎で清めて拝殿を見上げると、子連れの狛犬が。
神社を巡っていても、まれにしか出会えません。
拝殿・本殿
いよいよ参拝です。
拝殿のしめ縄は低い位置にありました。
頭をしっかりと下げてくぐりましょう。
摂末社
続いて、摂末社にも参拝します。
津島神社
拝殿の左手の津島神社。
津島神社の総本社は愛知県津島市にある「津島神社」。
八王子神社の主祭神、八柱の神々の父神である、建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)をお祀りしています。
稲荷社
津島神社の左手には稲荷社。
ご祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)。
なぜか七福神もいらっしゃいました。
天神社
拝殿の左手の天神社。
天神さま(雷神・菅原道真公)をお祀りしています。
京都府の北野天満宮、山口県の防府天満宮、福岡県の太宰府天満宮の三社が日本三大天神といわれています。
金毘羅大権現
神仏習合(仏様が神様の姿であらわれた)の神様。
仏様がどなたかは諸説あるようですが、お祀りしている神様は大物主大神。
「こんぴらさん」の愛称でしられる、香川県の金刀比羅宮が総本宮です。
狛犬群
神々へのお参りを終え、来る途中で見かけた狛犬群へ行ってみます。
遠目ではわかりませんでしたが、独創的な狛犬たちが並んでいます。
こちらの狛犬たち、子どもたちが制作したものだとか。
なかには寝転んでいる狛犬や子連れの狛犬がいたりと、どれも個性的で見ていて飽きません。
壁面には狛犬の絵も飾られていました。
ここは狛犬の楽園のよう。
とても素敵な場所でした。
場所
〒509-6363
岐阜県瑞浪市陶町大川716
八王子神社