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北野神社(愛知県名古屋市)
名古屋市有数の商店街『大須』。
その町中にひっそりと佇む小さな神社。
実はこの神社が大須の発祥となったことは余り知られていないのではないでしょうか。
こちらの『北野神社』はもともと尾張国長岡庄大須郷(今の岐阜県羽島市桑原町大須)にあり、『北野天満宮』と呼ばれていました。
北野天満宮は、元亨四年(1324年)後醍醐天皇の勅願により創建されました。
元弘三年(1333年)『北野天満宮』の別棟寺院として、後に移転し『大須観音』と呼ばれる『真福寺』が創建されました。
慶長十七年(1612年)、徳川家康公の命により、北野天満宮、真福寺が現在地に移転。
『大須の観音様』の門前町として賑わうようになり、『大須』と呼ばれるようになりました。
御祭神
菅原道真(すがわらのみちざね)
摂末社
稲荷社(宇迦之御魂神:うかのみたまのかみ)
入口
社号標、鳥居、写真の左手の屋根は手水舎、その向こうに稲荷社。
鳥居をくぐればすぐに拝殿。
本当に狭いのですが、そのぶん無駄が全く無い配置。
手水舎
奥行きの短いコンパクトな手水舎ですが、屋根も龍口もあり小さいながらも立派な造り。
御神牛
社号標の後ろあたりに、こっそり御神牛。
表情が良いですね。
影になっているので意外と気付きにくいです。
拝殿・本殿
垂れ幕・お賽銭箱・門に、菅原道真公が愛した梅の紋。
稲荷社
北野神社の南側、稲荷社の入口です。
たくさんの幟が立てられて、北野神社よりもよく目立ちます。
小さいながらも立派なお稲荷さん。
こちらのお稲荷さんも雰囲気がとても心地良いです。
物陰から狛狐をパシャリ。
お稲荷さんが好き過ぎて、こんな写真を量産しがち。
場所
〒460-0011
愛知県名古屋市中区12
北野神社