坂本神社諏訪社 一頁
正式名は「諏訪神社」。
同じ中津川市に鎮座する「坂本神社八幡宮(正式名:八幡神社)」と、どちらが「美濃国式内社の坂本神社(鎌倉時代から南北朝時代の頃に焼失)」なのか明治時代初期に論じられましたが決着つかず。
その結果、正式名は「諏訪神社」、「八幡神社」となったのですが、「坂本神社諏訪社」、「坂本神社八幡宮」と名乗っています。
どちらも「美濃国式内社の坂本神社」ということなのでしょう。
地図を見ていて気付いたのですが、本殿が西を向いています。
神社の本殿は南向き、もしくは東向きが多いので珍しいです。
御祭神
主祭神
建御名方神(たけみなかたのかみ)
摂末社祭神
- 誉田別尊(こんだわけのみこと)
- 速玉男命(はやたまおのみこと)
- 坂本天満宮:菅原道真(すがわらのみちざね)
- 金刀比羅社:金刀比羅大神(ことひらのおおかみ)
- 秋葉社:火産霊神(ほむすびのかみ)
- 御鍬社:天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
- 州原社:伊邪那岐命・伊邪那美命(いざなぎのみこと・いざなみのみこと)
- 神明社:天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
- 山神社:大山祇神(おおやまつみのかみ)
駐車場
駐車スペースは「一の鳥居」、「二の鳥居の斜め向かい」、そしてその先、境内の西側、ちょうど「直会殿の裏側」の計三箇所。
国道19号線から行きましたので、素直に一の鳥居付近に停めるのが良いと思うのですが、今回は直会殿裏の駐車場に停めさせて頂きました。
まずはここから一の鳥居まで、てくてく歩いて行ってきます。
一の鳥居
一の鳥居まで歩いてきました。
参道の両脇に巨大な杉が立ち並び、まるで回廊のようです。
杉並木の左手にはたくさんの石灯籠が並んでいました。
先の方に小さく狛犬が見えます。
狛犬
一の鳥居と二の鳥居のほぼ中間の地点で、大きく立派な狛犬が目を光らせていました。
どちらの狛犬も大きな玉を持っています。
そのため一見丸っこくみえるのですが、後ろ足を見るとかなりのマッチョで強そうです。
あまり見たことがないタイプの狛犬でした。
二の鳥居
この写真を撮影した右手にも車1~2台分を停められるスペースがありました。
直会殿裏の駐車場はもう少し先にあります。
三の鳥居
境内は結構広いです。
真っ直ぐ進む道と、左手に登っていく道がありますが、真っすぐ進みます。
手水舎
新型コロナウイルスの感染予防のため、今は柄杓、手拭は備えていないとのことで、手水も張られていませんでした。
こちらの神社は新型コロナ対策にかなり気を使っている様子。
直会殿
手水舎から真っ直ぐ進むと、右手に直会殿、左手に四の鳥居があります。
直会殿裏の駐車場へは、直会殿の奥から回り込む形で行くことが出来ます。
四の鳥居
城塞のような立派な石垣。
階段上に五の鳥居が見えます。
五の鳥居
五の鳥居をくぐると少し広いスペースになっています。
正面に狛犬、左手に神楽殿、右手に社務所と手水舎がありました。
神楽殿
社務所
手水舎
※二頁へ続きます。