
坂下神社・坂下護国神社・十二社社 木曽義仲公ゆかりの神社 写真紀行
坂下神社
中山稲荷神社への参拝を終えて、坂下神社(さかしたじんじゃ)へ向います。
坂下神社には木曽義仲公が幼少の頃、たびたび参拝していたという伝承が残っているそうです。
また、義仲公が元服した際には八幡宮を合祀し、戦に出陣する際には勝利を祈願するなど、木曽義仲公とゆかりの深い神社です。
寛文元年(西暦1661年)、火災の延焼で焼失しますが、同年に八幡宮として再建。
明治五年(西暦1872年)、村内の数百神璽を合祀して、坂下神社と改称されました。
八幡宮の頃のなごりでしょうか、「八幡宮」の扁額が拝殿に掛かっています。
御祭神
主祭神
誉田別命(こむだわけのみこと)
摂末社祭神
- 事解男命(ことさかおのみこと)
- 菊理姫命(くくりひめのみこと)
- 八柱神社(やはしらじんじゃ)
- 大縣神社(おおあがたじんじゃ)
- 熊野十二社(くまのじゅうにしゃ)
- 天満宮(てんまんぐう)
- 御鍬神社(おくわじんじゃ)
- 坂下護国神社(さかしたごこくじんじゃ)
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手水舎
水はありませんでした。
直会殿
広い境内の東側に直会殿と社務所があります。
鳥居
狛犬
拝殿の手前の黒い狛犬。
拝殿
立派な拝殿です。
拝殿に掛けられている扁額には八幡宮とありました。
明治五年に八幡宮から坂下神社へ改称されていますので、それ以前のものと思われます。
本殿
本殿の手前にも狛犬が一対。
その向こうに摂末社の天満宮、御鍬神社が見えます。
拝殿内の扁額には「敬神」とありました。
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天満宮
本殿左手に位置する天満宮。
御鍬神社
本殿右手に位置する御鍬神社。
坂下護国神社
鳥居
坂下神社の右手に坂下護国神社が鎮座しています。
狛犬
拝殿
拝殿の左手に祖霊社。
右手には十二社社があります。
祖霊社
真新しい祖霊社。
本殿
十二社社
熊野十二所権現をお祀りする十二社社(じゅうにそうしゃ)。
坂下神社の創建当初は300メートルを超す参道があり、その両側に十二の社殿が点在していたそうです。
木曽義仲公が信仰していただけあって、相当立派なお社だったのでしょうね。
場所
〒509-9232
岐阜県中津川市坂下639
坂下神社