武並神社(岐阜県恵那市大井町) 二頁
狛犬
こちらの狛犬は向かって左手が『阿形』、右手が『吽形』。
通常とは逆に置かれていました。
拝殿・本殿
武並神社、拝殿です。
拝殿の周囲はガラス張りのため内部は明るく、心地のよさそうな雰囲気です。
鈴緒が使えないよう、固定されていました。
こちらも新型コロナウイルス感染予防対策によるものですね。
心をこめて参拝します。
参拝を終えて拝殿の左手にまわります。
拝殿の奥の本殿が見えました。
武並神社の本殿です。
平成元年、国の重要文化財に指定されました。
摂末社
多度神社
本殿の向かって左手(西)に鎮座する『多度神社』。
天照大神の第三子、天津彦根命(あまつひこねのみこと)をお祀りしています。
神明神社
本殿の向かって右手(東)に鎮座する『神明神社』。
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)と豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)をお祀りしています。
秋葉神社・洲原神社・市杵島神社
神明神社の右手のお社です。
秋葉神社・洲原神社・市杵島神社の三社を合祀しています。
秋葉神社(火之迦具土神)、洲原神社(伊邪那岐命・伊耶那美命)、市杵島神社(市杵島姫命)。
七宮神社
東端に鎮座する『七宮神社』。
伊勢大神・津島大神・鹿島大神・熱田大神・多賀大神・南宮大神・香取大神の七柱の神をお祀りしています。
五郷稲荷神社
手水舎の手前に入口のあった『五郷稲荷神社』、北側の入り口です。
五郷稲荷神社由緒
御祭神
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
ご神徳
五穀豊穣なる農業神から歴史を経る間に商売繁盛、家内安全など多くの町、会社、個人の屋敷内に祀られている最も親しまれている稲荷の神様。
創建不詳なるも亨保十七年(一七三二年)十二月再建と武並神社社誌に記され今日に至る。
創建当時の村人は五穀豊穣、家内安全を祈願祭祀した。
当時の大井村、東野村、永田村、正家村、中野村の五ヶ村村民により五郷稲荷神社と崇め信仰を深め、その御威光は万民のすみずみに及んだ。
徳川幕府支配下の時代に東野、永田、正家、中野の四ヶ村は岩村藩に大井村は尾張藩に分割され以来武並神社の末社として祭祀し今に至る。
昭和五十五年五月十五日京都伏見稲荷大社より御分霊の御神璽受興されここに再建祀る。
鳥居をくぐるとすぐ左手に道祖神が祀られています。
参道を進むと朱塗りの鳥居と五郷稲荷神社の社殿。
交通量の多い国道19号線に隣接しているにも関わらず、境内は静かで落ち着いた雰囲気。
とても居心地の良い神社でした。
場所
〒509-7201
岐阜県恵那市大井町1101
武並神社