若宮八幡社(名古屋市中区) 一頁
愛知県名古屋市中区栄、名古屋総鎮守として崇敬される『若宮八幡社』へ参拝に行ってきました。
『若宮八幡社』は名古屋の中心を東西に走る100m道路のひとつ『若宮大通』に面しており、通りの名前はこの神社から頂いたもの。
社伝によると、文武天皇の時代(697年~707年)に那古野庄今市場(現在の名古屋市 三の丸)に創建されたと伝えられています。
天文元年(1532年)織田信秀公が那古野城を攻めた際に社殿を焼失しましたが、天文八年(1539年)に織田信秀公により再建されました。
慶長十五年(1610年)徳川家康公によって名古屋城が築城された際に、現在の場所に遷座されました。
その後、江戸時代には尾張徳川家の氏神となり、名古屋総鎮守として崇められるようになりました。
御祭神
主祭神
- 仁徳天皇(にんとくてんのう)
- 応神天皇(おうじんてんのう)
- 武内宿禰命(たけしうちのすくねのみこと)
摂末社
- 若宮龍神社
- 若宮恵美須神社
- 連理稲荷神社
- 熊野社・日吉社・香良洲社・天神社・秋葉社 合殿社
- 神御衣神社
- 産宮住吉神社
- 針塚
南中央入口 社号標・鳥居・狛犬
若宮八幡社の南側、若宮大通に面した中央の入口です。
他にも入口がありますが、狛犬が立っているのはこちらと、この写真の左手にある車用の入口になります。
真正面に見えるのは手水舎です。
手水舎の左手は社務所と迎賓館。
拝殿は手水舎の右手にあります。
案内板
若宮八幡社
社伝に文武天皇(在位六九七~七〇七)の時代に那古野庄今市場に創建、延喜年間(九〇一~九二三)に再興したとある。祭神は仁徳天皇・応神天皇・武内宿禰を祀る。
慶長十五年(一六一〇)徳川家康は名古屋城築城にあたり、今の地に移して尾張名古屋の総鎮守とした。祭りは毎年五月十五日・十六日で、神輿が那古野神社へ渡御される。
なお、当社の山車「福禄寿車」は、名古屋市有形民俗文化財に指定されている。
名古屋市教育委員会
信長攻路~桶狭間の戦い 人生大逆転街道~
案内板の前に『信長攻路』の銘板が設置されていました。
信長攻路とは織田信長公の武運にあやかりパワースポットと史跡を巡る道なのだそうです。
こちらへ来る前にお参りした『日置神社』にもありました。
境内
鳥居をくぐってすぐ右手に『若宮龍神社』が鎮座していますが、先に手水舎に行きたいので、後ほど参拝することにします。
手水舎
拝殿・本殿
※二頁へ続きます。
二頁は摂末社と頂いた御朱印の記事です。