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瑞巌山 信光寺
瑞巌山 信光寺(ずいがんざん しんこうじ)は臨済宗妙心寺派の寺院です。
美濃瑞浪三十三霊場の第二番札所。
天正元年(西暦1573年)に織田軍、武田軍の争いにより焼失した「稲葉寺(いなばじ)」を、慶長十二年(西暦1607年)に再建したのがこの寺院です。
稲葉寺を建立した当時の土岐城主、信光の旧屋敷跡に再建したため信光の名をもらい、信光寺と名付けられました。
鐘楼門
二階部分に梵鐘を吊るしている鐘楼門と呼ばれる門です。
美しい見事な造り。
境内
枯山水の美しい庭園。
こちらの六地蔵の彫刻が施されている石幢(せきどう)は、瑞浪市指定有形文化財。
位牌堂
お位牌が安置されているので、位牌堂と思われます。
扁額に書かれているのはおそらく「無刹不現身(むせつふげんしん)」の文字。
法華経の第二十五品にある経典で、観音経、正確には「妙法蓮華経観世音菩薩普門品偈(みょうほうれんげきょうかんぜおんぼさつふもんぼんげ)」の一節。
「(観音様は)そのお姿を現さない所は無い。」という意味です。
本堂
御本尊は十一面観世音菩薩様。
秘仏のため厨子の扉が閉ざされています。
御開帳は六十年に一度とのこと。
御朱印
呼び鈴を鳴らして、応対に出てくださった方に御朱印と本堂へ参拝をしたいことを告げると、快く応じてくださいました。
本堂は扉が全て開かれていて、明るく清々しい気持ちでお参りすることが出来ました。
しばらくすると先程とは別の方が御朱印を持ってきてくださったのですが、その方もとても親切に応対してくださいました。
美しく清々しく心地よい、そんな素敵な寺院でした。
場所
〒509-6101
岐阜県瑞浪市土岐町2325
瑞巌山 信光寺