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役行者堂
役行者
「役行者(えんのぎょうじゃ)」もしくは、役小角(えんのおづぬ、えんのおづの、えんのおつの)、役優婆塞(えんのうばそく)は飛鳥時代の呪術者です。
孔雀王の呪法を習得、鬼神を使役、天を飛ぶなどなど、数多くの伝説が残されており、修験道の開祖とされています。
寛政11年(西暦1799) 光格天皇により「神変大菩薩(じんぺんだいぼさつ)」の諡(おくりな)が与えられました。
そのため、神変大菩薩様としてお祀りされていることもあります。
参道入口・全景
役行者堂は湯の街通り沿い、少し小高い丘の上にあります。
人がすれ違えられる程度の細い山道ですが、のぼり旗や石灯籠が並んでいて地域の方々に崇敬されているのを感じます。
境内
細い山道を登るとお堂が見えます。
周囲は砂利が敷かれ、雑草などはほとんど見られません。
堂内
お堂は扉などの雨風を防ぐものはありませんが、荒れた様子などは全く無く、綺麗に清められています。
前面左から神変大菩薩像、不動明王像、役行者像。
前述の通り、神変大菩薩というのは役行者の諡号(しごう)です。
その後ろに金剛力士像が祀られています。
地域の方々が大切に守られている行者堂、参拝させて頂きました。
ありがとうございました。
場所
〒509-2207 岐阜県下呂市湯之島
役行者堂