大明山 龍護寺 一頁
大明山 龍護寺は岐阜県恵那市明智町にある、臨済宗妙心寺派の寺院です。
慶長元年(西暦1596年)明智城主の遠山利景公が建立。
以降は明知遠山氏の菩提寺になりました。
本堂の西側に明知遠山氏累代の墓があり、『名奉行 遠山の金さん』で知られる遠山金四郎景元公も合祀されています。
また、山門入口の右手には明智光秀公の御霊廟(供養塔)と伝えられる碑が立っています。
如意輪観音菩薩像
『金幣社 八王子神社』の参拝を終えて、次に向かう予定の『大明山 龍護寺』に向けて歩きだそうとした矢先、『元御神木のお社』の付近で『如意輪観音菩薩像 →100m』の道標を発見。
すぐ近くのようですし、龍護寺に行く前に参拝に行くことにします。
上の写真の通り、道は林の中の小道のような感じ。
『金幣社 八王子神社』の社殿を左手から裏手へ回り込むように通じています。
歩き始めてすぐ、左手に不思議な空間。
狛犬、七福神、犬・・・。
お目当ての如意輪観音菩薩像はもう少し先のようです。
一歩、足を進めると・・・
右手に並んだ紅葉に光が差して一面ピンクの世界。
美しい光景でした。
道の先にお寺のような建物が見えるので、よく見てみると・・・んん?龍護寺?
どうやら如意輪観音菩薩像がそもそも龍護寺にあるということですね。
知らんかった(汗)
まあ、八王子神社のあと龍護寺に行くつもりでしたので、ある意味予定通り。
如意輪観音菩薩はこの左手にありました。
如意輪観音菩薩像
龍護寺にある明智遠山氏代々の墓地には、二座の如意輪観音菩薩像が建てられています。左側の像は、遠山伊次公の後室「凉光院」の像で丸に二つ引両の門がつけられ、右側は2代にわたり大奥の老女となった遠山景逵公の娘「岩岡局」の像で、丸に桔梗紋がつけられています。明智遠山氏と土岐明智氏の深い関わりを示す桔梗紋が用いられています。
明知遠山氏 累代の墓
如意輪観音菩薩の右隣に『遠山氏累代の墓所』がありました。
『名奉行 遠山の金さん』で知られる遠山金四郎景元公は、奥のお堂に合祀されているとのこと。
鐘楼
お参りを終えて龍護寺の方向へ。
左手に鐘楼がありました。
このまま本堂へと向かうこともできるのですが、正面から入りたい・・・。
手前にある大きな駐車場を抜けて、山門からまた入り直すことにします。
駐車場
左奥から駐車場に出て、てくてく歩いて表の道路までやってきました。
駐車場の入口に巨大なお地蔵様が立っていてびっくり。
正面入口
クルッと回って正面へ。
一礼してお邪魔します。
明智光秀公 御霊廟
入ってすぐ右手に『明智光秀公 御霊廟』。
鳥居が立っているのがちょっと不思議な感じです。
お参りして山門へ。
※二頁へ続きます。