成田山名古屋栄分院 萬福院 【名古屋栄の成田山】

成田山名古屋栄分院 萬福院 【名古屋栄の成田山】

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成田山 萬福院

名古屋市屈指の繁華街『栄(さかえ)』にある『成田山 萬福院(なりたさん まんぷくいん)』。
千葉県成田市にある真言宗智山派の大本山のひとつ『成田山 新勝寺(なりたさん しんしょうじ)』の分院です。

  • 東海三十六不動尊霊場 第十一番札所
  • 名古屋二十一大師霊場 第三番札所
  • なごや七福神霊場 福禄寿霊場


重秀法印により清洲に建立されました。
建立時の山号は『潮音山』。
慶長17年(1612年)頃から元和2年(1616年)頃にかけて行われた、清洲越し(名古屋城の築城に伴い都市機能が清須から名古屋へ移転)の際に現在の名古屋市中区栄三丁目へ移転。
大正年間、新勝寺より不動明王を勧請してご本尊とし、山号が『成田山』に改められました。
その後、太平洋戦争の戦火により焼失するものの、1955年(昭和30年)に再建。
2002年(平成14年)、現在の栄五丁目へ移転しました。

正面

成田山 萬福院 | 正面

名古屋の中心部を東西に横切る100m道路『若宮大通』に面しています。
ちなみに『若宮大通』の『若宮』は沿線に鎮座する若宮八幡社にちなんだもの。

狛犬

成田山 萬福院 | 狛犬(吽形)
成田山 萬福院 | 狛犬(阿形)

階段手前の左右には狛犬がありました。

本堂

成田山 萬福院 | 常香炉、本堂

階段を上りきると常香炉。
すぐ目の前に本堂。
素晴らしい細工の宮彫りが金色に輝いていました。

成田山 萬福院 | 本堂 宮彫り

手水舎

成田山 萬福院 | 水掛不動尊 手水舎

本殿に向かって右手に『弘法堂』、『水掛不動尊』、『手水舎』。
まずは手水舎へ。

成田山 萬福院 | 手水舎 龍口

水掛不動尊

成田山 萬福院 | 水掛不動尊

個人的に大好きな水掛不動尊。

成田山 萬福院 | 水掛不動尊

絵馬

成田山 萬福院 | 絵馬

水掛不動尊の後ろに絵馬掛けがありました。
絵馬にはご本尊の不動明王坐像が描かれています。

弘法堂

成田山 萬福院 | 弘法堂

お大師様(弘法大師空海上人)をお祀りする弘法堂。
七福神もこちらに祀られています。

総受付

成田山 萬福院 | 総受付

本堂の左手には総受付。
こちらでお札やお守、御朱印を授かることが出来ます。
オリジナルの御朱印帳もありました。

総受付の右手に本堂内への入り口があり、自由に参拝することが出来ます。

本堂内

成田山 萬福院 | 本堂内

本堂内は写真より薄暗い感じ。
薄暗さに目がなれた途端、極彩色の巨大なお不動様が目の前に現れるので驚きました。
ご本尊の不動明王坐像は総檜造りで全長約3メートル。
不動明王坐像では日本最大級の大きさなのだそうです。

脇士(きょうじ、わきじ:ご本尊の両脇に控えている仏像)は向かって左が『制多迦童子(せいたかどうじ)』、右が『矜羯羅童子(こんがらどうじ)』。

成田山 萬福院 | 不動明王坐像

向かって左側は憤怒の形相、右側は慈愛に満ちた表情。

成田山 萬福院 | 軍荼利明王
大威徳明王
降三世明王
金剛夜叉明王

左から

軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)
五大明王の一尊としては南方に配されます。
腕が八本あります。
宝生如来(ほうしょうにょらい)の化身です。

大威徳明王(だいいとくみょうおう)
五大明王の一尊としては西方に配されます。
顔が六面、腕が六本、足が六本、水牛に乗っています。
阿弥陀如来(あみだにょらい)の化身です。

降三世明王(ごうざんぜみょうおう)
五大明王の一尊としては東方に配されます。
顔が四面、腕が八本あります。
阿閦如来(あしゅくにょらい)の化身です。

金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう)
五大明王の一尊としては北方に配されます。
顔が三面、腕が六本あります。
不空成就如来(ふくうじょうじゅにょらい)の化身です。

御朱印

成田山 萬福院 | 御朱印

御朱印は三種類のうち二体を頂きました。
右がご本尊、不動明王様の御朱印(東海三十六不動尊霊場 第十一番札所)。
左がお大師様の御朱印(名古屋二十一大師霊場 第三番札所)。
もう一体『なごや七福神 福禄寿』は今回は頂きませんでした。

場所

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神社仏閣巡りをこよなく愛する写真家です。
夢は全国全ての神社仏閣を巡って写真に収めること。

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