日置神社(愛知県名古屋市) 一頁
日置神社は平安時代の中期にまとめられた『延喜式神名帳』に記載されている『尾張国愛智郡日置神社』にあたるとされています。
永禄三年(1560年)、桶狭間の戦いへと臨む織田信長公が戦勝祈願をしました。
桶狭間で今川義元軍を撃破し見事勝利を収めた信長公は、返礼として千本の松を植えたそうです。
残念ながら今では全て枯れてしまったとのこと。
御祭神
主祭神
天太玉命(あめのふとだまのみこと)
配祀
- 品陀和氣命(ほむだわけのみこと)
- 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
摂末社祭神
- 廣富稲荷社
- 大黒・恵比須社
- 日置龍神
- 秋葉社・熱田社・津島社(合祀)
- 橘社(尾張徳川家二代藩主 瑞龍院殿光友公)
入口
南側の入口です。
狛犬
左手の狛犬は子連れでした。
寄り掛かっている子供の狛犬が可愛いですね。
鳥居
鳥居から拝殿まで一直線の参道。
境内の左手には石碑や摂末社のお社などが並び、右手には手水舎、社務所があります。
手水舎
境内に入って右手の手水舎。
新型コロナウイルスの感染予防のため、使用不可になっていました。
社務所
参道の右手奥に社務所があります。
御朱印はこちらで頂けます。
頂いた御朱印は後ほどご紹介します。
由来碑
境内に入ってすぐ左手に日置神社の由来が彫られた石碑が立っています。
手前には書き写した案内板があるので、労せず読むことができます。
とはいえ、漢字や言葉遣いは難しいですが(汗)
八幡宮?
由来碑の右隣に鎮座するお社。
手前の石灯籠に『八幡宮』の文字が読めますが、案内板等がないので御祭神は不明です。
秋葉社・熱田社・津島社(合祀)と橘社
右隣には『秋葉社・熱田社・津島社(合祀)』と『橘社』。
右手の橘社は尾張徳川家二代藩主 徳川光友公をお祀りしているお社です。
手前の案内板には『尾張徳川家二代藩主 瑞龍院殿光友公』と記されていました。
力石
左の石の銘は『はちまん』、量目 一石六斗(約270kg)。
右の石の銘は『いなり』、量目一石二斗(約190kg)。
もともとは石占に使われていたそうですが、後に村の若者達の力比べに使われたそうです。
明治十年に約270kgの『はちまん』を担いだ人が一人いたそうです(驚)。
神楽殿
力石の右隣の社殿。
案内板等がなく神饌所かと思ったのですが、帰宅後に調べてみると神楽殿でした。
拝殿前 狛犬
堂々とした立派な狛犬が目を光らせています。
信長攻路~桶狭間の戦い 人生大逆転街道~
拝殿前の右手の狛犬(阿形)の前に『信長攻路』の銘板が設置されていました。
信長攻路とは織田信長公の武運にあやかりパワースポットと史跡を巡る道なのだそうです。
先日お参りした大須観音(北野山 真福寺 寶生院)、三輪神社でも見かけましたが、あまり気に留めていませんでした(爆)
拝殿の左横に名言スタンプが設置されています。
拝殿
拝殿へ参拝・・・。
屋根には日置神社、神紋の麻の葉の飾り。
続いて摂末社へ。
まずは拝殿の右手に鎮座する『日置龍神社』へ向かいます。
※二頁へ続きます。