
榊山神社 岐阜県中津川市 苗木藩主遠山家が尊崇した神社 写真紀行
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榊山神社

岐阜県中津川市福岡にある榊山神社へ参拝に行ってきました。
榊山神社の創建は養老年中(西暦717年~724年)とのこと。
日本書紀が完成したのが養老4年(西暦720年)と伝えられていますので、その頃ですね。
由緒



代々苗木藩主を務めた遠山家が尊崇し、再建や修復を行った記録が棟札に残されているようです。
国指定重要文化財「太刀 銘吉則」を奉献したのは、第十二代苗木藩主の遠山友禄とのこと。
こちらの「太刀 銘吉則」は現在、岐阜県中津川市苗木にある「苗木遠山史料館」にあるそうです。
御祭神

主祭神
- 建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)
配神
- 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
- 伊邪那美之命(いざなみのみこと)
摂末社祭神
春宮
- 豊受比売命(とようけひめのみこと)
- 天児屋根命(あめのこやねのみこと)
- 天津彦根命(あまつひこねのみこと)
- 訶偶槌命(かぐつちのみこと)
- 宇迦御魂命(うかのみたまのみこと)
- 金山彦命(かなやまひこのみこと)
夏宮
- 大山祇命(おおやまつみのみこと)
- 木花咲夜比売命(このはなさくやひめのみこと)
- 佐田彦命(さたひこのみこと)
- 少彦名命(すくなひこなのみこと)
- 大名牟遅命(おおなむちのみこと)
- 神皇産霊命(かみむすひのみこと)
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一の鳥居

大きな石造りの神明鳥居。
左手の社号標も大きく立派です。
神社名の上に書かれた「金弊社」というのは、岐阜県独自の社格制度です。
「金幣社・銀幣社・白幣社」の三種類があり、金幣社がもっとも社格が高いということになります。
手水舎


一の鳥居をくぐり、すぐ右手に手水舎。
二の鳥居

一の鳥居のすぐ目の前に二の鳥居があります。
境内

境内は結構広いです。
中央に「本殿」、左手に「忠魂社」、右手に「洲原社、芭蕉天神社、稲荷社」。
一直線に並んでいて、堂堂たる佇まいです。
まずは本殿にご挨拶に向います。


子連れ狛犬
三の鳥居

正面階段上に立派な拝殿が見えます。
調進所


三の鳥居をくぐってすぐ左手にある社殿。
上の社殿へ屋根付きの階段が伸びています。
どちらの社殿も謎でしたが、榊山神社公式ホームページに答えが書かれていました。
こちらは「調進所」。調進とは、「品物を整えて渡す」という意味だそうです。
拝殿・本殿

階段を上り拝殿へ。
とても厳かな雰囲気です。
拝殿の奥に本殿が見えます。




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摂末社


本殿の左手が春宮、右手が夏宮。
神饌所

拝殿から左を向いたところにある神饌所。
神様のお食事の支度をする社殿です。
大石棒神
拝殿から右を向いた突き当りに、大石棒神(だいこくぼう)が祀られています。

御神体はカーテンで隠されています。
榊山神社公式ホームページによれば、『その姿は写真で観せることが出来ません。男性にとっては、「精力増進」 女性にとっては、「子宝授け」のご利益があるとされています。』とのこと。
お察しください。
忠魂社

境内の左手にある忠魂社。
この地域で明治維新以降に戦争などに出征して戦士した英霊をお祀りするお社です。


芭蕉天神社・洲原社・稲荷社

境内の右手に位置する社殿です。
中に、洲原社、芭蕉天神社、稲荷社の三社が鎮座しています。


場所
〒508-0203
岐阜県中津川市福岡500番地
榊山神社
HP:榊山神社公式ホームページ