亀岳林 万松寺【大須商店街で見た寺院の新しいカタチ】

亀岳林 万松寺【大須商店街で見た寺院の新しいカタチ】

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亀岳林 万松寺

亀岳林 万松寺 扁額

亀岳林 万松寺(きがくりん ばんしょうじ)。
愛知県名古屋市、大須商店街のアーケード沿いにそびえ立つビルが寺院、というもの凄い立地。
その上、境内の正面上部はLEDビジョンで映像が流れ、脇に立つ高さ約8メートルの白龍は光ったり水を吐いたり、ビルの扉が開いて中から織田信長公のからくり人形が出てきて舞ったりと、新しいカタチの寺院です。
それでいながら、開基は織田信長公の父、信秀公。
開山は信秀公の伯父の大雲永瑞大和尚。
信秀公の葬儀の際に、信長公が遺影に抹香を投げつけた有名な話の舞台もこのお寺。
幼い頃の徳川家康公はこの寺で三年過ごした、などなど。
歴史ある寺院なのです。

札所

亀岳林 万松寺 札所

七寺(稲園山 長福寺)の参拝の後、万松寺へ。
上の写真だと左(南)側からてくてく歩いてやってきました。
まず目に入ったのが札所。
こちらでは御札、御守、御神籤を求めることができるようです。
御朱印、祈祷、供養の受付はこちらではなく別にあります。

手水舎

亀岳林 万松寺 手水舎

札所を越えてすぐに手水舎がありました。
普賢菩薩様がお乗りの白象の鼻から水が(驚)。
とても美しい造形です。

亀岳林 万松寺 手水舎 普賢菩薩像

万松寺 正面

亀岳林 万松寺 御朱印(御本尊 十一面観世音菩薩様)

扁額の上の屋根より上部はLEDビジョン。
映像が流れています。
左の鳥居は『白雪稲荷』。
左側に受付があり、御朱印、祈祷、供養をお願いすることが出来ます。
正面は『身代不動明王』。
右手の奥には総合受付があります。
もう少し先に進むと白龍のオブジェがあるので、お参りの前にそちらを見に行くことにします。

白龍・からくり人形『信長』

亀岳林 万松寺 白竜

さらに進むと巨大な白龍のオブジェ。
毎日決まった時間(11時・13時・15時・17時・19時・20時)になると、光って水吹いて霧まで吐く、らしいです。
写真の右奥に見切れているビルの一階に本堂があります。
実はこちらのビルの壁面に扉があり、毎日決まった時間に(10時・12時・14時・16時・18時)になると、扉が開き「からくり人形『信長』」の上演があります。

亀岳林 万松寺 からくり人形『信長』

第一場は、こちらの万松寺で織田信長公の父、信秀公の葬儀が営まれた際に、お焼香の抹香を掴んで信秀公のご位牌に投げつけた『抹香事件』。
第二場は、織田信長公が桶狭間の戦いに出陣する際に舞った幸若舞「敦盛」を再現した『幸若舞』。
からくり人形師、八代目玉屋庄兵衛氏によって制作されたとのこと。

まずは『身代不動明王』、『白雪稲荷』にお参りに行きます。

身代不動明王

亀岳林 万松寺 身代不動明王

格天井に描かれた天井画が美しいのですが、写真に収められず(泣)

白雪稲荷

亀岳林 万松寺 白雪稲荷

こちらも格天井に描かれた天井画が美しいのですが、写真に収められず(泣)
万松寺は人気のある寺院で参拝者が絶えませんし、目の前のアーケードの人通りも多いので、なかなか写真を撮るのが難しいです。

慈愛仏

亀岳林 万松寺 慈愛仏

境内の一角に安置された『慈愛仏』。
「東南アジアの子供たちにも学校を」。
お賽銭以外に入れ歯や貴金属も供養して資金にしてくださるとのことです。
子供は未来の地球の財産。
私も協力させて頂きました。

続いて総合受付の横の道を奥に通り抜けて、本堂の方へ向います。

織田信秀公墓碑

亀岳林 万松寺 織田信秀公墓碑

本堂へ行く途中、高台に祀られていました。

本堂

亀岳林 万松寺 本堂

こちらが万松寺の本堂です。
御本尊の十一面観世音菩薩様をお祀りしています。
正面のお不動さん、お稲荷さんはいつも参拝に来られた方がいますが、こちらで人を見たことが無いので、知らない方がいるかも???

重軽地蔵

本堂の前を右(北)に行くと道路脇に、『重軽地蔵』、『御深井観音』、『仏足石』が並んでいます。

御深井観音

御深井観音(おふけかんのん)様。

仏足石

お釈迦様の足跡を刻んだ仏足石(ぶっそくせき)。

御朱印

亀岳林 万松寺 御朱印

御本尊の十一面観世音菩薩様の御朱印をいただきました。
万松寺にはその他五体の御朱印と三体の見開きの御朱印、そして月限定や縁日限定など、多くの御朱印があります。
御朱印一体:300円~

場所

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神社仏閣巡りをこよなく愛する写真家です。
夢は全国全ての神社仏閣を巡って写真に収めること。

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