龍吟山 天猷寺
龍吟山 天猷寺(りゅうぎんさん てんにゅうじ)は臨済宗妙心寺派の寺院です。
美濃瑞浪三十三霊場 第三番札所。
元和二年(西暦1616年)に釜戸領主の馬場昌次が、父馬場昌祐の菩提を弔うために建立しました。
駐車場
広い駐車場・・・というか境内も広く、立派な寺院なのがここからでも伺えます。
駐車場からすでに御詠歌碑、犬塚など見どころが多いです。
このまま写真左の参道へ行くことも出来るのですが、それだと山門の内側に出ることになりますので、少しだけ回り道して山門の正面に出ることにします。
山門
大きな寺標に大きな山門。
国内で唯一「ハナノキ」で造られた希少なもの。
瑞浪市指定有形文化財です。
屋根の部分が大きく張り出していてなかなかの迫力です。
山門をくぐると、正面に参道、右手に先程の駐車場、左手に弁天堂があります。
まずは弁天堂へ。
弁天堂
弁天池に魚がいっぱい泳いでいました。
錦鯉とか金魚とかじゃなくて、オイカワ???
川魚っぽい感じで珍しかったです。
あと池の側の百日紅の花が綺麗だったので一枚。
参道
参道に戻りました。
両脇に六地蔵。
階段下の右手に掲示板があります。
右側に様々な御朱印が飾られていました。
庭園
鐘楼
本堂
写真を撮っていたらお声を掛けて頂きました。
本堂内へ入れて頂くと龍、達磨さん、観音菩薩様、などなど、たくさんの種類の御朱印が。
「法事等でいない時は書き置きになるけれど、いる時は御朱印帳に書きます。」と言って頂けたので、達磨大師の御朱印をお願いしました。
御本尊、聖観世音菩薩様か、山号が龍吟山なので龍も良いなと思ったのですが、一目見て惹かれるものがありましたので。
頂いた御朱印は後ほどご紹介します。
観音堂
御朱印を頂いた後、まだお参りが済んでいない観音堂へ。
柱を見ると、「聖観世音菩薩 運慶作」の文字が(驚)
運慶さんといえば平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活動した天才仏師。
以前、快慶さんと共に特集が組まれた下の雑誌、我が家の本棚に仕舞ってあります。
その運慶さん作の観音像、機会があればぜひ拝見したいものです。
おからす堂
「婦人病の仏様 おからすさま」とのこと。
御朱印
禅宗の祖、達磨大師の御朱印を頂きました。
寺院用の御朱印帳、この御朱印でいっぱいになりました。
「無」の文字がありがたい感じです。
御朱印一体:500円~
場所
〒509-6472
岐阜県瑞浪市釜戸町1517-1
龍吟山 天猷寺