西宮神社(岐阜県中津川市) 一頁
東濃一社 中津川西宮神社
御由緒
明治初期交通と物流の要衝であった「中山道」の宿場町中津川に在住して盛大に商売を営んでいた商家達が此の地域の文化、経済の隆昌と諸家の益々の繁栄を願わんものと相議いて当時既に其の御神徳が福の神「えびすさま」として全津々浦々に響きわたっていた摂津国(現兵庫県)の西宮神社の御分霊を此の地にと請願して明治二十八年十二月二十六日に拝戴し、中津川の中心である此の処に宮居を定め御鎮座されました。
御鎮座以来本社「十日えびす」祭りに合わせて年の初めの「福の神」として本社より御迎へした御神影の頒布と共に「福の神」にあやかった「福引」が賑々しく行われています。祭当日は、街中は勿論のこと、隣接市町村を始め長野県愛知県内より多数の参拝者が其の年の「福」を授からんと引きも切らず其の賑わいは地域最大の祭の一つとなっています。
御祭神
主祭神
蛭児神(ひるこのかみ)
摂末社
- 大国主命(おおくにぬしのみこと)
- 山神神社(やまかみじんじゃ)
- 大山祇神(おおやまづみのかみ)
- 蠶霊神社(さんれいじんじゃ)
- 大宣都比賣神(おおげつひめのかみ)
一の鳥居
JR東海中央本線、中津川駅より徒歩10分。
西宮神社へ参拝に行ってきました。
手水舎
一の鳥居の左手前に手水舎があります。
両脇に何やら見慣れない物が置かれていました。
近づいてみると、どうやら消毒液のよう。
しかも手をかざすと自動で噴霧されるスグレモノ。
龍口から水が渡され、直接手を清めることができるようになっています。
龍口に渡した竹が少しずらして置かれており、半分ほどは手水舎に落ちる様になっています。
水のない枯れた手水舎は寂しく感じますので素敵なアイデアですね。
二の鳥居
参道の先に二の鳥居。
その先には狛犬、拝殿が目に入ります。
狛犬
拝殿・本殿
2020年に建て替えた社殿。
2020年の夏頃に参拝に来た際に工事をしていました。
少額ですが寄付をさせて頂きましたので、きれいになった社殿を見るのは思っていたよりも感慨深いものです。
本殿、格子の内側にも狛犬(陶製?)が置かれていました。
鈴・鈴緒は新型コロナウイルス感染予防対策のためありません。
最近はこれが当たり前になってきましたね。
では心を込めて参拝します。
※二頁へ続きます。