飯高山 萬勝寺(飯高観音) 一頁
飯高山 萬勝寺(いいだかさん まんしょうじ)、通称、飯高観音(いいだかかんのん)。
臨済宗妙心寺派の寺院で、恵那三十三観音霊場の第十三番札所です。
御本尊は千手観世音菩薩様。
厄除けの観音様として有名なのだそうです。
初詣は特に参拝者が集まるらしく、寺院の周囲に計100台以上の車を停められる駐車場が用意されています。
山門
山門の両脇に半肉彫りの仁王像が立っています。
炎を纏った凛々しいお姿です。
真正面、遠くに見えるのは観音堂。
境内は広いです。
山門の左手には鐘楼があります。
鐘楼
では、一礼して山門をくぐり境内へと進みます。
山門をくぐってすぐ左手に本堂・庫裡があります。
が、本堂は後ほど参拝することにします。
境内
境内正面の風景です。
「南無の鐘」を軽く鳴らして、願望成就のマニ車をぐるぐるぐるぐる。
左手に「参拝者のお休み処」、右手に三体の観音像があります。
まず左手の「参拝者のお休み処」へ行ってみます。
参拝者のお休み処
入口の横にジュースの自動販売機があったり、その脇に喫煙者用に灰皿が置かれていたりと、本当にのんびりと休憩できそうな場所。
お心遣いに感謝ですね。
まだ来たばかりなので疲れてはいませんが、こちらで一筆写経が出来るようなので、ちょっとお邪魔します。
内部はなかなかの異空間。
仏像仏画の中にこっそりと木彫の熊(笑)
一筆写経セットはテーブルの中央に置かれていました。
集中して心を込めて、一文字納めさせて頂きました。
感謝。
観音像
「参拝者のお休み処」を出ると正面に三体の観音像が並んでいます。
白寿観音様お美しい。
茶室(圓月)
手水舎に行く途中、ふと左手を見ると茶室がありました。
宝永年間(西暦1704年~1711年)に岩村城城主の松平乗紀公が藩主邸に建てたものを移築したようです。
手水舎
多くの参拝者が来ても安心の大きな手水舎。
柄杓もたくさん並んでいます。
立派な龍の口を紅葉の間からこっそりと。
寺務所
手水舎の向いに寺務所があります。
こちらで御札を求めたり、御朱印を頂いたりすることが出来ます。
御朱印一体:300円
いよいよ観音堂へ向います。
※二頁へ続きます。