八事山 興正寺 二頁
蓮池・弁財天


蓮池・・・この日はまだ時期ではないのか水は枯れていました。
中には弁財天様をお祀りする祠がありました。
柵にスズメが止まらなければ、気付かずに通り過ぎたかもしれません。
普照殿

蓮池の先に普照殿。
その前を通り過ぎて・・・
観音堂

観音堂へと続く階段です。

階段の両脇から三十三観音が見守って下さいました。


階段を上り終え、観音堂に到着しました。
ご本尊の聖観世音菩薩立像(秘仏)は名古屋市指定の文化財です。
鐘楼


観音堂の左手に鐘楼がありました。
参拝者が撞くことも許されています。
力加減と時間帯に気を付けて撞かせて頂きましょう。
次は西山本堂から東側のエリアを回ります。
まずは西山本堂前まで戻ります。
新回廊

西山本殿前まで戻ってきました。
新回廊へ。

新回廊の内部はこんな感じ。
和モダンな雰囲気の中に石仏が奉安されており、とても心地よい雰囲気です。

右から「弘法大師」、「子安地蔵」。

右(奥)から「日光地蔵」、「除蓋障地蔵」、「持地地蔵」、「宝印地蔵」、「宝珠地蔵」、「檀陀地蔵」、「勝軍地蔵」。

右から「聖観音」、「十一面観音」、「馬頭観音」、「千手観音」、「准胝観音」、「如意輪観音」、「不空羂索観音」。

ここから少し高台へ。
階段だけではなく、なんとエスカレーターまで用意されていました。
境内を一通り回るには意外と高低差がありますので、足腰に不安のある方には助かりますね。
能満堂

階段、もしくはエスカレーターを上ると能満堂の正面にでます。
こちらのお堂は享保二年(西暦1717年)に建立されました。
興正寺を開山した天瑞圓照和尚が彫られた虚空蔵菩薩様が祀られています。
虚空蔵菩薩様は知恵を司る仏様ですので、お参りすると合格祈願などに御利益があるそうです。
普門園

能満堂の前を左に進むと庭園『普門園』があります。
拝観料は500円~。
予約が必要なようですが運良く空きがあればと覗いてみたところ休園日でした。
不定休とのことですし定員もあるようですので、やはり事前に予約をするのが良いでしょう。
次は圓照堂へ向かいます。

先ほど参拝した能満堂と、次に向かう圓照堂です。
圓照堂

高野山の壇上伽藍をコンパクトにしたような美しいお堂です。




こちらのお堂は納骨堂だそうです。
阿弥陀如来様が祀られています。
女人門跡

圓照堂から先に進みます。
両脇に石塔が並び、ちょっと高野山ぽい雰囲気。
「緑の多い都会のお寺」だと思っていましたが、この辺りから「自然が豊かなお寺」に印象が変わりました。



女人門跡に到着しました。
現在の「中門」はもともとはこの場所にありました。
※次頁へ続きます