八事山 興正寺【尾張高野とも称される高野山真言宗の別格本山】

八事山 興正寺【尾張高野とも称される高野山真言宗の別格本山】

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目次

八事山 興正寺 三頁

大日堂

八事山 興正寺 大日堂・石清水八幡

女人門跡から少し歩くと広い空間が現れます。
左が大日堂、右が鎮守社(石清水八幡)。
左の大日堂からお参りします。

八事山 興正寺 大日堂

大日如来坐像

この銅造、胎蔵界の大日如来坐像は高さ三・六メートル、重さ千百二十五キログラム
栄国寺・雲心寺の阿弥陀如来像とともに名古屋三大仏の一つである。敬神と崇仏で知られる尾張二代藩主光友が生母歓喜院の供養のため元禄九年(一六九六)鍋屋町の鋳物師、水野平蔵に鋳造をさせたもので興正寺の本尊である。

名古屋市教育委員会

大日如来坐像は名古屋三大仏の一体に数えられ、名古屋市指定文化財です。

八事山 興正寺 大日堂 十二支三廻巡礼

大日堂の周囲には十二支が祀られています。
向かって左が入口で、右側には出口があります。
時計回りに自分の干支を3回お参りするとご加護が得られるそうです。

鎮守社 石清水八幡

鎮守社の石清水八幡様。

弘法堂

弘法大師空海様を祀る弘法堂です。
興正菩薩叡尊(こうしょうぼさつえいそん)様と開山天瑞圓照和尚も祀られており、開山堂とも呼ばれています。

八事山 興正寺 弘法堂から三十三観音菩薩へ

弘法堂から少し歩くと、坂の上にお堂が見えてきました。
この辺を歩いていると名古屋市内であることを忘れるくらい森の中って感じです。
すぐ隣は中京大学の名古屋キャンパスなので、建物が木々の隙間や上からチラチラと見えたり見えなかったりはしますが。

三十三観音石仏

八事山 興正寺 三十三観音菩薩

坂の上、右手に三十三観音が祀られています。

不動護摩堂

護摩を焚く修法を行うためのお堂です。
覚鑁上人作といわれる不動明王をお祀りしています。
創建時に建立された最も古いお堂の一つです。

松林庵

八事山 興正寺 松林庵

こちらは茶室だそうです。

東山本堂

学問・修行の場だった東山の本堂として建立されました。
御本尊は阿弥陀如来様。

八事山 興正寺 東山本堂

東山本堂記

 この附近一帯は当山発祥の霊地にして、開山天瑞和尚が庵を結んで修行されし折、尾張二代目藩主光友公の帰依により、元禄二年(一六八九年)木曽の麝香の銘木の寄進を受け建立されし市中には数少ない茅葺きの御堂なり。本尊は恵心僧都御作の阿弥陀如来にて歴代の尾張藩主の御位牌を安置す。

八事山 興正寺 東山精舎

一通り参拝し終わりましたので、御朱印を拝受して頂きに納経所へ。
野鳥が囀る木漏れ日の中を、森林浴を楽しみながら戻ります。

八事山 興正寺 受付所・納経所

拝受した御朱印は最後にご紹介いたします。

無量橋

八事山 興正寺 無量橋

総門から中門に向かって歩いているときに見つけた無量橋。
せっかくなので、この先にも行ってみることにしました。

地蔵堂

八事山 興正寺 地蔵堂

地蔵堂の側面に出ました。
正面に回って参拝します。
足元が悪いので注意して下さい。

八事山 興正寺 地蔵堂

正面に回って参拝。
地蔵菩薩と役行者様が祀られていました。

八事山 興正寺 地蔵堂

地蔵堂の向かいはこんな感じ。
下り階段の両脇にたくさんのお地蔵様が並んでいました。
ここを下ると総門に出るようです。
今回はこちらを進まず、地蔵堂の側面から更に奥へ向かいます。

清水不動尊

森の中を少し歩くと清水不動尊にたどり着きました。
こちらにもお不動様が祀られています。
参拝し、正面の坂を下ると・・・。

東山門

八事山 興正寺 東山門

興正寺の東山門に出ました。
この門は元は名古屋城の出丸門でした。
宝永年間(1704年~1711年)にこちらに移築されたようです。

興正寺おすすめ参拝ルートでは所要時間45分とのことでしたが、写真を撮ったり、休憩したり、ルートに無い清水不動尊まで足を伸ばしたり、ちょっと道を間違えたり(汗)などで、気付くと2時間ほど滞在していました。
私の場合はさすがに長居し過ぎな気もしますが、皆様もぜひ時間に余裕を持って参拝して頂ければよろしいかと思います。
あと、東山は舗装されていない地面も歩きますので、履き慣れた歩きやすい靴をおすすめします。

御朱印

八事山興正寺で拝受できる御朱印は六体です。
全て拝受してきました。
左上から「西方佛」、「大日如来」、「寿老人」、「正観世音」、「釈迦牟尼大仏」、「不動明王」。

御朱印:六体(五体:300円、一体500円)


場所

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神社仏閣巡りをこよなく愛する写真家です。
夢は全国全ての神社仏閣を巡って写真に収めること。

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